誕生日がすぎてかなり経っているのですが、うっかり4歳検診の予約を入れ忘れた去年のズサンさがたたって、今年は5歳検診が4月末という結果に。
保険の事情で、検診は1年に1回ということで、一年以内に検診を受けてしまうと自腹で検診費が飛んでいくという信じられない理由から、こんなことになってしまいました。
そういうわけで、誕生日からは3ヶ月経っていますが、今日の検診でジェイクもキンダー入学前に必要な予防接種を全て終了させました。
「もう五歳!? 信じられないわ!」・・・とジェイクの主治医も彼を見て驚いていました。
身長体重測定は・・・身長114.3センチ、体重20キロでした。 赤ちゃんのころから常に標準よりもちょっぴり背が高いので、この辺はブンちゃんの遺伝ですね。
さて、今回の検診では新しいコンピューターシステム導入により、より詳しくジェイクの成長記録をするということで4ページもある質問表を渡されました。
ものすごく細かなことまで聞かれました。 例えば喫煙者と多く接する機会があるか、自転車やスクーターに乗るときは必ずヘルメットをしているか・・・など。
プールつきの家、またはコンドミニアムに住んでいるかという質問もあったのですが、この質問の答えを見て先生は、「ジェイクは一人で泳げますか?」と聞いてきました。
「浮き輪があれば泳げます。」という答えに対し、「水泳のレッスンを始めてください。サンディエゴは多くの家族がプール付きの家に住んでいるし、公共のプールに行くことも増えるでしょう? 子供たちはふざけて他の子供を水の中に押したりするし、事故が起こるのは一瞬ですから。」・・・といわれました。
あともう一つ、先生から大切なアドバイスがありました。
検診の時はおチン☆ンを見られるのですが、今回は検診前に先生から「ズボン(パンツ)の中を拝見させてもらっていいですか?」と聞かれました。 「もちろんです。 どうぞ。」と応えると、先生は次にジェイクに、「パンツの中を見てもいいかしら?」と聞きました。
するとジェイクは、少し困った顔をしながら小さい声で「No.」といいました。 すかさず私が、「ジェイク、良いんだよ。先生に・・・」と言いかけると、先生は「黙って」というジェスチャーをしてきました。
そして、ジェイクに「ジェイク。 大変良い答えです。 私はあなたの先生だけど、あなたにとってはストレンジャー(知らない人)だものね。 ストレンジャーには絶対にパンツの中を見せるようなことがあってはならないの。 だから、Noというあなたの答えは正解なのよ。」 といいました。
加えて、「でもね、今回はあなたの健康チェックなの。 ここにあなたのお母さんがいて、私が何をやっているかちゃんと見ているから。 あなたも今聞いたとおり、お母さんからの了解を得たから、お母さんが見ている前でパンツのなかをちょっとチェックしたいの。 いいかしら?」と聞きました。
するとジェイクは、こっくりとうなずき静かに横になっていました。
先生は、ズボンのウエスト部分をちょっと開いてほんのパンツの中を見て、「Good. Everything looks good.」と言って検診が終わりました。
その後に予防接種を受け、ジェイクの健康診断が無事に終わりました。
それにしても、今回の健康診断はいろいろと勉強になったなぁ。
検診の後は、約束していたバニラシェークを買いに、スタバへ。 いつもならInNOutのバニラシェークを買って、カップを一つ余分にもらって半分こするのですが、これはダメな選択です。スタバのフラプチーノ、トールサイズのほうが、かなりカロリーダウンです。(680カロリー vs 350カロリー) しかもジェイクは半分も飲めないので摂取したカロリーは約150くらいだと思います。 残りは・・・ダイエット中の私は罪悪感いっぱいに2くちくらい飲んで、半分以上は捨てちゃいました。悲しすぎる~
いつも楽しみに見ています。(読み逃げでごめんなさい)
日本で小児の看護師をしてます。
Drの説明、なるほどなぁと思いました。
日本だとほとんどが、医者が強引に脱がすか、お母さんに叱られるか、どちらかでしょう。
「子どもにわかるように説明して、子ども自身が納得して検査や治療が受けられるようにする」、preparationという考え方が、ここ10年で日本でもだいぶ浸透してきたとは思うのですが、一般のクリニックや健康診断では、まだまだ大人の強引さで子どもに言うことを聞かせているように思います。
こういったエピソードを聞くと、改めてpreparationの大切さを身にしみて感じ、仕事で使っていかなくちゃ、と思います。
投稿情報: ばりー | 2010年4 月27日 (火) 12:39
>ばりーさん
私もいろんな人のブログの読み逃げ専門なので、謝罪不要ですよー。 しかも、コメントのレスも遅いのが私です。
こういう小さい子供でも一人の人間として、ちゃんと権利を認めているという姿勢がさすがアメリカだなぁと思いました。
ばりーさんは看護婦さんなんですね。 医療の中で患者さんにきちんとサービスしていかなくてはいけないという大変な職ですよね。
またこういうエピソードと遭遇できたら、ブログで紹介していきますね。
投稿情報: Miki | 2010年4 月27日 (火) 15:25