やっぱり、少女時代に読んでいた漫画家の作品が好きです。
なかでも、槇村さとるさんの漫画には憧れたな〜。
両親が漫画を買うのをとても嫌がっていたので、全ての作品は読みませんでしたが、『半熟革命』という漫画にとても憧れました。
都会に憧れる女の子が、上京してきて「東京ディズニーランドがある東京に住むんだ!」と信じていたのに、実は千葉県浦安だったことが判明し、彼女の都会田舎ライフが始まる・・・という設定です。 あのころ私も留学することにとても憧れていたので、アメリカ帰りの大家さんや、彼女が通うデザイン学科のことや、(私も憧れた)都会の東京・・・など、私の少女時代の心をがっちりつかむ要素たっぷりの漫画でした。
数年前に妹がこちらに遊びにきた時、『半熟革命』の漫画を持ってきてもらいました。
そして最近まで、槇村さんが書いた『あとがき』に読まなかったのですが・・・
読んで驚きました。 あのステキなストーリーからは想像できない、槇村さんの過去の悩みについて知ることができました。
売れっ子漫画家だった槇村さんが、自分のエゴやプライドと戦いながら人間関係を学んだことが綴ってあり、彼女の苦い経験から学んだことを自分の過去と照らし合わせながら私もいろいろと考えさせられました。
正直、人間関係って、単純そうで、とっても難しいです。
未熟な自分のせいで、故意的でなくても人を傷つけたり、または逆に傷つけられたり・・・。
そして大好きな人の見えない心の内側を、涙が出るくらい気にして、悩んで、どうにか自分を好きになってもらうように努力する・・・。
誤解が生じるときもあります。
でも和解で心を通わせることもできます。
そんなことの繰り返しで、今私の周りにもかけがえのない大切な人たちがいます。
コミュニケーションする力とは、神様が私たちに与えてくれた素晴らしい力です。
こんなことを考えさせてくれた槇村さとるさん・・・。
やっぱり彼女の漫画、大好きです~。 もっと他の作品も読んでみようっと!
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