今日はジェイクの学校ではフィールドトリップ(野外授業)でした。 私も今年はもうちょっとボランティアしようと心がけ、今回は有給をとって同行し写真係担当させていただきました。
4時間近く歩いたなー。 でもトーリーパインズのハイキングコースは本当に素晴らしくて、今まで海しか行かなかったことに後悔! 海の周りにこんなに素晴らしいハイキングコースがあるなんて、歩いてみて実感! 噂では聞いていたのに、まだ子供達が小さいからなーと後伸ばしにしていたのですが、ジェイクだけでも一緒に連れて来てあげなくちゃなー。 春は花畑が素晴らしいらしいです。
後で写真アップしまーす。
そういえば、ジェイクは久々に私がフィールドトリップに同行するので、ものすごく喜んでいました。 写真係だからちょっと緊張していた私に、"Mom, everyone is gonna love you!" と言ってくれたジェイク。 朝からとても素晴らしい一言でスタートし、本当に楽しい半日を過ごさせていただきました。
ジェイクのクラスメートもみんな本当にいい子で、いい学級に恵まれて感謝!感謝!です。
ジェイクは9歳です。 本当に集中力が散漫としていて、何度も言わないと分からないどころか、人の話を全く聞いていないときが多いです。
思い出せば私も幼い頃、「みきちゃんは本当に人の話を聞いてない」と何度も言われた経験があるので、まさに私の血を引いたとしか思えない時が多いです。だからこそ私こそがジェイクを理解してあげなくてはいけないのにね・・・
週末のことですが、コストコへ買い物へ行った後、ジェイクに二階にあがるときに荷物を持って行くのを手伝うように言いました。 我が家は一階がガレージになっていて、買って来た食材は全て二階に運ばなくては行けないので、みんなで手配して運ぶことになっています。
この日ジェイクは片手に二個パックの水筒の箱をもち、もう片手にパンが二斤入った袋を持って階段を上ろうとしていました。 ただ袋の持ち方が悪く、口の所を縛って持つように二度もブンが言い、それでもちゃんと理解していないようだったので、ブンがデモンストレーションまでして持ち方を見せたにも関わらず、言うことを聞かずにパンの袋を真ん中で抱え込むように持ったため、バランスを崩し階段の真ん中の位置でパンが袋から二斤とも飛び出してしまいました。
これを一部始終見ていた私はさすがにキレてしまい、「いい加減にしなさい。どうしてパパの言う通りにできないの!? あんた馬鹿じゃないの!?」と叫んでしまいました。
パンを急いで拾って、ジェイクはキッチンまで持って行くと、二段ベッドの上に上り込んで泣き始めてしまいました。
私は「バカだね〜〜〜」とか「馬鹿じゃないの?」とか日本語ではよく口癖で言うのですが、英語で "ARE YOU DUMB!?" と人に向かって言うことは全く無かったため、この強い罵声にジェイクは本当に傷ついてしまったのがすぐに分かりました。
思えばクリスチャンになり初めの頃、聖書を読みながら「子供を自分の一部と思わないこと。 神様から授かった個人であり、自分の所有物のように思わないこと。」ということを学んではっとしたことを思い出しました。ジェイクがちゃんとやらないから悪い!と事件直後は自分のやってしまったことを心の中で正当化させていたのですが、よくよく考え直せば私がジェイクを傷つけたのはどう考えても間違った行為です。
夜寝る前になって、怒りがすっかり治まってからはさすがに自己嫌悪。 ジェイクにバカって言ってごめんね。ママはダメなママだよね。と寝る前に謝りました。
「そんなことない。 ママは最高だよ。 ボクがちゃんとパンを持たなかったからいけないんだ。」と言ってくれたジェイクの言葉に、神様が私達に与えてくださった最高の宝物だと実感せずにはいられませんでした。
こんなに至らない私に母親にしてくださった神様には心から感謝しております。 私だって大好きな人から、傷つく言葉を言われたら、心に受けるダメージは大きい。
だから大切な人にはどんなに怒っていても傷つく言葉を言わないようにコントロールできる強い器量を授かることができますように。
神様、ありがとうございます。
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