ここのところ、経済問題がかなり深刻になっていて、ニュースを見るたびに落ち込んでしまいます。
うまく説明できないのですが・・・ なんだか、お金の流れってものすごいエネルギーで動いていることと、そのエネルギーに人間は惜しみなく努力を費やしていることだけは分かります。 無駄に使われている税金から、詐欺でなくなってしまった大金とか、もう庶民レベルでは理解できないほどの大きな出来事となってることだけは、肌身で感じることができる毎日です。
最近になってポンジ・スキームという新しい単語を年末に歴史に残る大きな詐欺事件から学びました。 これは著者権詐欺で捕まってしまった小室哲哉さんの事件なんて比べ物にならないです。 このバーナード・マドフというカリスマビジネスマン! 人から騙し取った金額が$50ビリオンと聞きましたが、もう桁外れなんてもんじゃないです。 それこそ、ペンと紙だけで偽のステートメントを発行してこれだけのお金を騙し取り続けたそうです。
$1というお金を稼ぐために必死に汗を流している労働人に支えられている経済の中に、何億というお金が一瞬でなくなってしまうという、それはもう恐ろしい原動力が自分たちが想像もできないようなところで力を発揮しているのです。
日本だって、ニュースを見れば、「オレオレ(振込み)詐欺」とかも毎日にように取り扱われているし、世の中はもうお金を通して、お金に操られてしまっているとしか思えません。 この振込み詐欺だって、ネットで調べたところ統計を取り始めた2004年から2008年半ばまでで167億円。 騙されてこれだけのお金が流通しているわけです。
生きていくにはお金は必要だけど・・・
ありふれすぎたお金の中では、価値観も狂ってしまうのでしょう。
お金だけに仕えるようになってしまう人間が多すぎるのは悲しい事実です。
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